ビットコインとは?

ビットコインは、2009年に誕生した最初の仮想通貨であり、現在も最も時価総額の高い仮想通貨です。もっとも有名とも言えます。

ブロックチェーンを用い、管理者を必要としない仕組みから取引履歴の改ざんが非常に困難であり、高いセキュリティを誇ります。

インターネット環境があれば世界中でビットコインを用いた取引が可能で、匿名性も確保されていること、また発行枚数が制限される仕組みになっていることも特徴です。

主な情報を以下にまとめました。

1. 発行量: 2100万BTCに制限

総発行量が2100万BTCに制限されているため希少性があります。デジタルゴールドと言われる理由の一つでもあります。

2. 取引速度: 10分程度

ブロックチェーンに新しい取引の結果が記録されるまでの時間です。他の仮想通貨と比較して遅い部類に属します。

3. 手数料: 変動する(高騰する場合あり)

特定の管理者が不在のため、仮想通貨を取り扱う取引所により手数料は異なります。今後需要が増大するにつれ高騰する可能性もあります。

4. 主な機能: 価値の保存、送金

インターネット上の仮想通貨として価値を保存し、また他のユーザーと交換することができます。最も広く流通している仮想通貨であることがなおその価値を高めることも繋がっています。

5. マイニングの要否: 誰かが高性能な機器で実施することが必要

新しい取引を承認し、ブロックチェーンに追加する作業をマイニングと呼びます。特定の管理者が不在のためビットコインは不特定多数のユーザーがこの作業を実施する必要があります。マイニングを実施したユーザーは報酬を得られますが、非常に電力が必要な作業のため高性能な機器で効率的に実施する必要があります。

6. 将来性: デジタルゴールドとしての地位確立

最初の仮想通貨かつ取引量から、デジタルゴールドとしての地位を確立しました。今後発展する技術によってその地位は変動する可能性があります。

7. リスク: 価格変動が大きい、送金速度が遅い

新しい分野の資産であるため法整備も現在進行中となっています。現実社会での利用シーンもまだ一般に普及しているとはいえず、投機的な面も多いことは把握しておく必要があります。また他の仮想通貨に比べ送金速度が遅い特徴もあるため、相場の変更による想定しない損失が出る可能性も考慮する必要があります。